
最終日を迎えた大阪・関西万博会場



158の国と地域が参加した大阪・関西万博は、13日が最終日。
朝から多くの人でにぎわい、夜には花火がフィナーレを彩りました。
半年にわたる祭典が、まもなく幕を閉じます。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに4月13日から184日間にわたって開催された大阪・関西万博は最終日を迎え、13日に閉幕します。
13日は午後2時から閉会式が行われた他、関西パビリオンでは、来館148万人を記念した式典が開かれ、兵庫県の斎藤知事が感謝の言葉を述べました。
最終日は好天に恵まれ、パビリオンや大屋根リング周辺は、大勢の人でごった返し、最後の一日を楽しもうとする人々の熱気に包まれています。
来場者は
「きょうでちょうど65回目ぐらい。本当にあっという間で、やりたかった事もいっぱいある。きょう終わるのが信じられない」
「街の人とも「万博行った?」みたいな会話があったので、それができなくなるのは寂しいけど、これを機にみんな世界に行ったり新たな自分になってくれたらいいな」
累計の一般来場者数は12日時点で2529万人となり、運営費の収支は最大で280億円の黒字となる見込みです。
日が暮れた午後6時半過ぎ、上空に次々と打ち上げられた花火。
赤・青・金色の光が夜空に咲き誇り、フィナーレを飾りました。
国を超え、響き合う鼓動、脈々と。
184日間にわたって未来を描き続けた大阪・関西万博は午後10時に幕を閉じます。