兵庫県神戸市で世界の港湾関係者が港の成長について話し合う会議が開かれ、港の持続可能な発展を促進する共同宣言が発表されました。
神戸市内では、10月7日から3日間、港湾関係者約500人が集まった世界港湾会議が開かれ、最終日の9日は、神戸市と国際港湾協会が共同宣言を採択しました。
国際港湾協会は、世界の港湾の発展と交流を目指して、神戸市が中心となり1955年に設立された国際非政府組織です。ネットワークは、ヨーロッパやアジアなどの93カ国にまたがり、約200の港の関係者が国際的な課題解決に取り組んでいます。
締結式には、神戸市の久元市長や国際港湾協会のイエンス・マイヤー会長らが出席。
気候変動や自然災害などの課題解決を目指して努力し、世界の港湾の持続可能な発展を促進する共同宣言が発表されました。
世界港湾会議が国内で開催されたのは、1981年の名古屋以来44年ぶりとなります。
