地元の名産「但馬牛」に関心を 小学生が市場のせりを見学 養父市

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地元の名産「但馬牛」に関心を持ってもらおうと、養父市で地元の小学生を対象に、「但馬牛」のせりの社会見学が行われました。

8日、但馬家畜市場を訪れたのは、地元・養父小学校の2年生8人です。

この社会見学は、地元の特産「但馬牛」への関心を深めてもらおうと、JAたじまの協力を得て毎年実施しています。

職員から「但馬牛」の特徴や育て方などの説明を受け児童たちは牛舎の中へ。

間近に見る「但馬牛」に緊張しながらも、1人1人がやさしく牛をなでて、毛並みや体温の感触を確かめていました。

見学した児童

「かわいかったです」

「めっちゃ もふもふだった」

その後、児童たちはせり市の会場を見学。

「大きくてかっこいい牛」が高く売れるといった説明を受けながら、次々と落札されていく様子に目を輝かせていました。

最近の「但馬牛」の人気は根強く、市場では高値での取引が続いているということです。

兵庫県朝来家畜保健衛生所 近山優さん

「兵庫県の宝物である但馬牛について、小学生の皆さんに学んでもらって、特に養父市も但馬牛すごく生産されているところになりますので、子どもたちの中から畜産に少しでも興味を持ってもらったり、牛を飼いたいと思ってもらうことを願っています」

県の担当者によりますと、こうした取り組みを通じて、地元の産業や文化に触れる機会を、これからも続けていきたいとしています。

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