尼崎市で23歳の男性を、連れ去り殺害した疑いで暴力団組員らが逮捕された事件で、高知県の山中で見つかった人骨が、殺害された男性のものだったことが分かりました。
この事件は6月11日の夜、尼崎市大物町の路上で、職業不詳の23歳の男性が車に無理やり乗せられ、行方不明となっているものです。
警察は、男性に暴行を加えた後、大阪府能勢町の住宅で男性を刃物で刺し殺害した疑いで、指定暴力団「二代目東組」系の組員の男(27)ら4人を殺人の疑いで再逮捕しています。
警察によりますと、容疑者の供述などをもとに高知県土佐町の山を捜索した結果、9月26日から30日の間に見つかった複数の人骨が、男性のものと特定されたということです。
この事件ではこれまでに男女12人が逮捕されていて、警察は協力者が他にもいないか捜査しています。
