神戸市西区の「田井簡易水道」で、国の暫定目標値を超える有機フッ素化合物(PFAS)が検出されていたことが分かりました。
神戸市によりますと、2025年7月、神戸市西区で住民による組合が運営する「田井簡易水道」から、健康への影響が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)が検出されたということです。
検出されたのは国の暫定目標値の約1・4倍にあたる68ナノグラムと69ナノグラムです。
これを受け、市の教育委員会は、8月下旬から給水エリアにある小学校の給食室や手洗い場などに浄水器を取付けるなどして濃度を低くし、現在この小学校ではPFASの数値が、現在基準値以下になっていることが確認されています。
神戸市教育委員会によりますと、今後は小学校のみ市の水道へ切り替えることも検討しているということです。
