兵庫県警察学校で26日、初任科生の卒業式が行われ研修を終えた133人が警察官としての新たな一歩を踏み出しました。
兵庫県警察学校で行われた26日の卒業式には、4月に入学し、半年間かけて捜査に必要な知識や逮捕術などを学んだ新人警察官133人が出席しました。
式では卒業生の代表に卒業証書が手渡されたあと、1人ずつ配属先が読み上げられると卒業生は力強く返事をしていました。
続いて、濱田忠司警察学校長が半年間に渡る寮生活の苦労を労い、「辛いときは一緒に学んだ仲間を思い出し、自分が信じた道を正しく誠実に歩んでほしい」と激励。
これに対し、卒業生の代表は「皆さんの期待に応えられるよう職務に励みます」と決意を述べました。
宝塚警察署に配属 田中公留美巡査
「県民の方一人一人に寄り添って話しかけやすい警察官になりたい。先輩方を見て聞いてできるだけ早く戦力になれるように頑張りたい」
葺合警察署に配属 平野幸季巡査
「世のため人のために貢献できる警察官というのを目指してやっていきたいと考えています。どんな仕事であっても大小関わらず、しっかり取り組んでいきたい」
卒業生たちは26日、県内の警察署に配属され、交番などで勤務するということです。
