政務活動費を不適切に使用したとして、辞職願を提出していた兵庫県議会の松井議員について、県議会は24日、辞職を賛成多数で可決しました。

兵庫県議会の松井重樹議員（71）は、過去5年間、県庁の職員と打ち合わせをしたとうその申請を行い、ホテルの宿泊代として政務活動費約180万円を受け取っていたとされています。

松井議員は23日、報道陣に対し「泊まる必要のなかった宿泊はなかったと思う」と述べた上で、職員の名前を使用し政務活動費を申請した責任を取るとして辞職願を提出していました。

24日の県議会では、松井議員の辞職について採決、賛成多数で可決されました。

一方、松井議員は議場に姿を見せませんでした。

松井議員は、不適切に使用した約180万円を返還する意向を示しています。