約500年の歴史を持つ「淡路人形浄瑠璃」の歴史を巡る写真展が、南あわじ市の資料館で開かれています。
この写真展は、2025年の「昭和100年」と会場の開館35年を記念して開かれているもので、昭和半ばに撮影された人形芝居の写真や、実際に使われていた道具などが展示されています。
約500年の歴史を持つ淡路島の人形浄瑠璃。
昭和半ばには神社や寺の境内に仮設の「野掛け小屋」が造られ、屋外で公演が行われていました。
写真には、びっしりの観客で埋まった会場のほか、楽屋や稽古中の様子も収められ、淡路島で人形浄瑠璃が娯楽として親しまれてきた歴史を感じ取ることができます。
淡路人形浄瑠璃資料館 武岡温子さん
「昭和30年前後あたりの写真を集めてきまして/特に淡路島島内で撮られた写真ばかりになります。その当時使われていたであろう道具類を資料館で保管しているものから選んで展示しています」
この写真展は、南あわじ市の「淡路人形浄瑠璃資料館」で会期を延長し、9月21日まで開かれています。
