9月15日の敬老の日に合わせて、家族で特殊詐欺被害の防止について考えてもらおうと、西宮市のスーパーで啓発キャンペーンが行われました。
このキャンペーンは、敬老の日に合わせて家族で特殊詐欺被害の防止について考えてもらおうと、西宮警察署と西宮市に本店を置くサザエ食品が行ったもので、買い物客らにおはぎやチラシを配って注意を呼び掛けました。
西宮署によりますと、(2025年)7月末までに管内で発生した特殊詐欺の被害件数は113件と兵庫県内で最も多く、被害総額はおよそ3億5900万円に上るということです。
また、特殊詐欺の電話の内、およそ7割が国際電話番号だということで、国際番号から固定電話への着信を拒否する手続きのチラシや申請書類も配られました。
固定電話の特殊詐欺では60代から80代の被害が多く、スマートフォンでは20代から30代の被害が増加しているということで、県警は引き続き啓発活動を行っていくとしています。

