
姫路市教育委員会

姫路市立山陽中学校
11日午前、兵庫県姫路市の中学校で理科の実験中にフラスコが破裂し、生徒と教員あわせて6人がけがをしました。
姫路市教育委員会によりますと、11日午前11時ごろ、姫路市立山陽中学校1年の理科の授業で、薬品を使って水素を発生させる実験を男性教師が実演したところ、誤ってフラスコ内の水素に引火し、大きく破裂しました。
授業に参加していた生徒35人のうちこの事故で1人が額にけがを負ったほか、3人が喉の痛みを訴え、もう1人が爆発音による耳の違和感を訴えて病院に搬送されました。
また男性教師1人が腕にけがを負いました。
市の教育委員会は今後、保護者に状況を説明したうえで謝罪をするということです。
また、実験をする際の手順や安全面を徹底するよう、姫路市内のすべての学校に周知していくとしています。