
ヴィッセル神戸 (左)吉田孝行監督、(右)6扇原貴宏 /(C)VISSEL KOBE

J1順位表
■「やるべきこと浸透」
J1リーグ3連覇をめざす3位・ヴィッセル神戸は9月12日、ホームのノエビアスタジアム神戸で2位・柏レイソルと戦う(19時キックオフ)。
ともに勝点「53」で並ぶが、消化試合数はヴィッセルが1試合多い。
大一番を控えた11日、吉田孝行監督が練習後に報道各社のリモート取材に応じ、
「ここからは1試合1試合が、より大事になっていく。まずはあすの試合、勝てるよう頑張ります」と語った。
またチームがシーズン終盤に強さを発揮する点について問われ、
「チームとしての規律というか、やるべきことを明確にして、それをやれば勝てるんだという自信が持てている。やるべきことをやらなきゃというのが、チーム内に浸透しているかなと思います」と分析した。
またボランチとしてチームを支える扇原貴宏も取材に応じ、
「負けたら優勝争いから敗退する可能性が高い。今シーズン、残りの試合を優勝争いできるかできないかは、あすの試合にかかっているぐらい大事な試合だ」と断言。
「簡単に勝てる試合ではない。セットプレーで点が取れれば、自分たちのペースで試合を進められる。ちょっとした細かい部分が勝敗を分けると思う」と語った。
■3連覇へ照準
ヴィッセル神戸は、鹿島アントラーズ(2007~2009年)以来のJ1リーグ3連覇をめざしている。
首位・京都サンガF.C.とは勝点わずか「1」差。
前節の横浜F・マリノス戦(8/30)は、武藤嘉紀が今シーズン初ゴールを決め勝利した。
残り試合は12日の柏戦を入れて9試合で、10月17日に鹿島戦、最終節の12月6日に京都戦が組まれている。
(浮田信明)