朝日新聞支局襲撃事件模倣し脅迫文 「令和赤報隊」名乗った男 初公判で認める

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1987年、記者2人が殺傷された朝日新聞阪神支局に「令和赤報隊」を名乗って脅迫文などを送り業務を妨害したとして、脅迫罪などに問われている男の裁判が神戸地裁で始まり、男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

脅迫と威力業務妨害罪に問われているのは、静岡県富士市の無職で38歳の男です。

起訴状などによりますと、男は、朝日新聞の報道に不満を抱き、2025年5月、静岡県富士市の運送会社から兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局宛てに、脅迫文とおもちゃの銃が入った段ボールを送り付けて業務を妨害したとされています。

9月4日、神戸市中央区の神戸地裁で開かれた初公判で、男は、「間違いありません」と起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は、「38年前に朝日新聞阪神支局で起きた記者2人が銃撃された事件を思い出させる犯行」と指摘。

一方、弁護側も「すべてに同意します」と述べました。

次の裁判は10月16日に開かれます。

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