子どもたちに地域の特産品について学んでもらおうと、兵庫県丹波市の老舗酒造会社が地元の小学生を招いて稲刈り体験会を開きました。
丹波市市島町にある西山酒造場が所有する田んぼで稲刈りを体験したのは、丹波市立竹山小学校の3年生15人です。
竹山小学校では、地元の米作りの体験学習に取り組んでいて児童たちが毎年、田植えから収穫、製品化までの工程を学んでいます。
今回収穫したのは、西山酒造場が製造するノンアルコール飲料「甘酒ヨーグルト」の原料となる酒米「兵庫北錦」です。
2025年5月に児童たちが田植えを行い、稲の成長を観察してきました。約4カ月に渡り見守ってきた稲の収穫。鎌を持つ手にも力が入ります。
稲刈りを体験した児童はー
「自分たちががんばって刈った米を自分たちで食べられるのはうれしい」
「初めて鎌を使ったけど楽しかった」
Q結構な力がいる
「それが楽しい」
児童たちは、9月8日、西山酒造場の田んぼで収穫した米を使った酒造りの工程も見学する予定です。
