9月に入りましたが、厳しい残暑は続いています。
新学期が始まった加西市では小学生が登下校する際の熱中症対策として期間限定のスクールバスが運行されています。
猛烈な暑さが続いた2025年の夏。
加西市は、登下校中の熱中症を心配する声が、小学生の保護者から上がったことなどから、暑さ対策として2025年7月からスクールバスを走らせています。
利用の対象は集団登校の集合場所から学校までの距離が3キロ以上ある加西市内8つの小学校の児童あわせて約100人で厳しい暑さが予想されるため2学期が始まった9月もバスの運行が続いています。
このうちこれまで汗だくになりながら学校に通っていた九会小学校の児童たちも朝から大型バスに乗り込みエアコンの効いた車内で快適に登校していました。
児童
「歩きよりも全然楽です」
「歩いていたら暑い。1年生もいるから大変」
「だいぶ楽になりました。服の中が蒸れていないから涼しくて授業に集中できる」
加西市教育委員会 学校再編室 中井孝浩室長
「長い子になると1時間近く歩いて通学することになる。ことし初めて取り組ませていただいた事業を検証して、来年度以降も続けていきたい」
スクールバスは、9月22日まで運行されるということです。
