【ヴィクトリーナ姫路】ミンニャが負傷退団、宮部は「オポジット」に

  • X
  • Facebook
  • LINE
  • ヴィクトリーナ姫路 (左)退団する ミンニャ・オスマジック、(右)新加入の ミラ・トドロヴァ

  • ヴィクトリーナ姫路 選手一覧

■元ブルガリア代表を獲得

女子バレーボールSVリーグ・ヴィクトリーナ姫路は8月22日、セルビア代表で昨シーズン加入したミンニャ・オスマジック(22歳)が、代表での練習中にヒザを負傷し、10月に開幕する今シーズンのプレーが絶望的と判明したため、契約を解除すると発表した。

ミンニャは身長192㎝のミドルブロッカー。

昨シーズンは高さを生かした強烈なブロックでチームに貢献し、今シーズンも活躍が期待されていた。

ミンニャについてヴィクトリーナ姫路は、「1日でも早い回復を願うとともに、将来的な復帰の可能性を前向きに検討していく所存です」としている。

代わって、元・ブルガリア代表のミラ・トドロヴァ(31歳)の加入が発表された。

身長187㎝のミドルブロッカーで、ヨーロッパ各国でプレーしてきた。

「日本でプレーする機会をいただけたことは大きな名誉であり、長年の夢がついに叶ってとても嬉しいです! そして、アヴィタル・セリンジャー監督のもとでプレーできることもとても光栄です」とコメントしている。

■新体制を発表

23日、ヴィクトリーナ姫路は新体制を発表した。

昨シーズンのメンバーから、井上愛里沙(現・ユース15監督)・柴田真果(現・コーチ)ら9選手が引退・退団。

新たに、日本代表の福留慧美(リベロ)・野中瑠衣(アウトサイドヒッター)、セッターの大島杏花、元・韓国代表のイ・ジェヨン、元・イタリア代表のカミーラ・ミンガルディに、ミラ・トドロヴァを加えた6選手が加入した。

また日本代表・宮部藍梨のポジションが、ミドルブロッカーから「オポジット」に変わった。

セッターの対角に位置し、ライトから攻撃するポジションで、チームのエースが務めることも多い。

このほか日本代表の秋本美空がドイツのチームへレンタル移籍、足立溜奈がブレス浜松へ期限付き移籍した。

*****

ヴィクトリーナ姫路は昨シーズン、皇后杯で優勝し初タイトルを獲得したが、リーグでは6位だった。

今シーズンは、就任3シーズン目となるアヴィタル・セリンジャー監督のもとで、リーグ優勝をめざす。

(浮田信明)

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。