実りの秋を前に兵庫県豊岡市では一足早く新米の出荷式が行われました。
豊岡市にあるJAたじまの穀類の乾燥・貯蔵施設では、関係者約50人が参加し新米の初出荷を祝いました。
27日、出荷を迎えたのは田植えから収穫までの期間が極めて短い極早生品種の「ちほみのり」約26トンです。
2025年は猛暑や水不足、カメムシによる被害が懸念されましたが、順調に生育し、品質も上々だということです。
JAたじま営農生産部 石井淳課長
「生産者にとってはことし猛暑で、非常に作付け・栽培が難しい環境でしたけど、農家の皆さまの努力・水管理とか、こまめな水病害虫の防除とか非常に頑張っていただいて品質のいいお米ができましたので、消費者の皆さまには、新米をぜひ食べていただきたいと思います」
出荷された新米は、9月上旬から「コープこうべ」などで販売されるということです。

