8月20日、兵庫県神戸市のマンションで24歳の女性が男に刃物のようなもので刺され、死亡した事件の続報です。

司法解剖の結果、女性の死因は失血死とみられ、男は、現場から北に向かって徒歩で逃げたことが分かりました。

8月20日午後7時20分ごろ神戸市中央区磯辺通のマンションで、このマンションに住む会社員の片山恵さん（24）が6階のエレベーター前で血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。

警察が司法解剖を行った結果、片山さんの死因は、左肺の動静脈損傷による失血死で、上半身に数カ所の刺されたあとがあり、左胸の深い傷が致命傷になったとみられています。

鋭利な刃物で刺されたとみられ、右手や右腕に女性が抵抗したあとが残っていたということです。

また、防犯カメラの映像から男が女性の後をつけていたとみられマンションのエントランスから出入りしたこと。徒歩で北へ逃げたとみられることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。

逃げた男は20代から30代ぐらいで、警察は殺人事件として男の行方を追っています。