11月16日に開催される神戸マラソンを前に、急病人の発生や不審物の発見など突然のアクシデントに対応するための訓練が兵庫県神戸市の神戸学院大学ポートアイランドキャンパスで行われました。
関係機関との連携を強化し安全・安心なマラソン大会にしようと、訓練には、警察や消防、学生ボランティアなど55人が参加しました。
ランナーが心肺停止状態に陥った想定の訓練では、参加者が大会本部との連絡体制やAEDを使った救助活動の手順を確認していました。
また、コース内で不審物が見つかった想定の訓練では、警察のテロ対策部隊が出動。
不審物を検知し慎重に撤去していました。
神戸マラソン実行委員会 新谷庄造事務局次長
「しっかりとした指揮・命令系統、横の連携と情報の伝達が大事かなと思います。非常に多くのランナーの皆さんに期待していただいている。安全安心を第一に考えながら皆さまが楽しんでいただける大会に取り組んでいきたい」
参加者は、11月16日に開催される神戸マラソンを安全に実施できるよう、迅速な対応を心掛けて訓練に臨んでいました。
