夏休みの子どもたちがお手柄です。
道路脇の溝にはまり動けなくなっていた高齢女性を救助したとして神戸市に住む小学生の兄弟2人に「のじぎく賞」が贈られました。
人命救助や地域貢献など優れた行動をたたえる県の「のじぎく賞」が贈られたのは、神戸市立唐櫃小学校に通う兄の多賀新君(10)と弟の成君(8)で、有馬署の中村署長から賞状が手渡されました。
2人は7月19日の午後1時ごろ、習い事のボクシングジムに向かっていたところ、弟の成君が神戸市北区唐櫃台の住宅街で、体調が悪くなって転倒し、溝にはまってしまった82歳の女性を見つけました。
新君は近くの交番に向かい、警察官に事情を説明。
その間、成君は女性に付き添って声掛けをし、周囲に助けを求めました。
女性は、病院に搬送され、命に別条はなく、2人は、見事な連携で人命救助に貢献しました。
2025年、有馬署から「のじぎく賞」が贈られるのは、今回で2件目だということです。
