【阪神】広澤・下柳両氏、Xデーは「9月中旬?」

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  • (左から)下柳剛氏、広澤克実氏、濱野圭司アナ/京セラドーム大阪

◾️阪神 5-4 中日 /8月19日

阪神は3-3の6回、糸原・熊谷の連続タイムリーで勝ち越した。マジックは「21」に。藤川監督は、6番レフト中川、7番キャッチャー榮枝、8番センター井坪を先発起用。

サンテレビの中継は、広澤克実氏と下柳剛氏が解説を務めた。

◾️1軍初打席で結果

(この日、1軍に初昇格した井坪が初回、センターの守備に)

広澤氏「(中日・岡林のセンター前ヒットが) ハーフバウンドになったが、上手く後ろに下がって(処理した)。落ち着いている」

(阪神0-1の2回、井坪は同点打の榮枝に続き、一死1、2塁の場面で登場。中日先発・マラーの初球を叩いた)

濱野アナ「サード、浅いゴロだ。あっと悪送球になった……大山、ホームに還ってくる。もう1人、榮枝、ホームに還る」

(井坪は3塁を狙ってタッチアウト。記録はヒットとサードのエラー)

下柳氏「しかし、そのあとの走塁は全くダメ。行きたい気持ちは、分かりますけどね」

広澤氏「内野安打になるんですから、持っているんでしょう、何か。消極的なミスではなく、積極的に行ったので、いいんじゃないですか」

◾️他の球団なら

(1番ショートで先発した熊谷。4回無死1塁で、石伊のセンターへ抜けそうなゴロを走りながらキャッチ。2塁ベースをまたぐ瞬間、後ろ足でベースを踏み、1塁へ送球。ダブルプレー完成)

下柳氏「すごいセンスだな!」

広澤氏「(阪神とは)違う球団にいれば、間違いなく(レギュラーで)ショート守ってますよ」

(6回にはタイムリー。9回一死、一打同点の場面で、ヒット性の当たりをジャンピングキャッチした)

下柳氏「(あらかじめポジションを)三遊間に寄っていたから取れた。ポジショニングも完璧で、ジャンプのタイミングも完璧。言う事なしですね」

◾️無失点記録を更新

(阪神5-4の8回、NPB記録の40試合連続無失点を達成した石井が5番手で登場)

下柳氏「同じピッチャーとして信じられない。素晴らしい。(今年は)ストレートの威力・コントロールが増した」

広澤氏「矢野監督が丁寧に育てた」

下柳氏「頭にライナー当たって、大事にならなくて良かった。あのあとにタイガースは7連敗。彼の重要性がよく分かった」

(石井はレフトフライ、ヒット、三振ダブルプレーで切り抜け、連続無失点を41試合に伸ばした)

◾️監督の度量

(画面に映し出された今後の日程表を見ながら、両氏がXデーを推測)

広澤氏「9月の中旬くらい?」

下柳氏「やっぱり甲子園で決めたいでしょうから……(9〜11日のDeNA戦が)ちょうどいいんですかね……14、15(の中日戦)あたりもね(笑)」

広澤氏「これが楽しい。サンテレビが放送できるといいですね(笑)」

下柳氏「(藤川監督の)若手を思い切って使っていく度量。これはすごいなと思う。優勝争いをしている後半に(若手を)使うのは難しいと思うんですけどね」

(浮田信明)

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