兵庫県豊岡市但東町から旧満州に移住し、農業に従事していた開拓団員が終戦後の旧ソ連軍の侵攻によって集団自決に追い込まれてから80年となるのに合わせて追悼慰霊祭が営まれました。
豊岡市但東町の高橋地区では1944年に約500人が開拓団として旧満州に移住しましたが、終戦後に旧ソ連軍や暴徒の襲撃を受け、集団自決に追い込まれ、298人が亡くなりました。
豊岡市但東町の高橋地区で営まれた慰霊祭には遺族ら約100人が参列し黙とうをささげた後、犠牲者の名前が一人一人読み上げられました。
参列した人たちは静かに犠牲者の冥福を祈っていました。


