子どもたちが、平和について考える勉強会が、兵庫県西宮市で開かれました。
「夏休み平和学習の集い」は、西宮市などが毎年この時期に開いているもので、11日は親子など約50人が参加しました。
平和学習では、両親と夫が広島で被爆した被爆2世の武居ミツ子さんが、原爆によって命を奪われた姉への思いを語りました。
参加者「今回の話でやっぱり、今どんなに恵まれているのか気付いて、これからも家族を大切にしようと思いました。親子でこういう機会ってなかなかないので、とてもいい機会だったなと思います」
また会場では、原爆被害を疑似体験するVRゴーグル体験や、平和への願いをしたためる「平和灯ろうづくり」も開かれました。
武居さんは、「平和を願う気持ちを培ってほしい」と話していました。
