8月5日に開幕する夏の全国高校野球を前に、兵庫代表の東洋大姫路が甲子園練習を行い、憧れの舞台で土や芝の感触を確かめました。
強い日ざしが照りつける中、元気よくグラウンドに駆け出した選手たち。
春の選抜にも出場した東洋大姫路が憧れの聖地に戻ってきました。
新チーム発足後、公式戦県内無敗で激戦区兵庫を勝ち抜いた東洋大姫路。
背番号1の木下を中心とした、豊富な投手陣と堅い守りに加え、予選7試合で52得点の強力打線で、夏は14年ぶり13回目の出場です。
春の選抜は2回戦敗退。
夏は上位進出の期待がかかります。
守備を中心に行った甲子園練習では、選手たちが声を掛け合いながら連係プレーの確認などを入念に行い、土の感触を確かめていました。
また、けがの影響でこの夏まだ登板のないプロ注目右腕・阪下は、キャッチボールなどで汗を流していました。
【東洋大姫路 渡辺拓雲主将】
「ようやくこの舞台に立てるなという気持ちが強くなりました。春の悔しい気持ちを忘れず兵庫県に優勝旗という大きい旗を持って帰れたら」
【木下鷹大投手】
「ピンチでも粘り強いピッチングができるところを磨いてきて自分の売りだと思っているので甲子園でも粘り強いピッチングをしてチームの勝利に貢献したい」
【阪下漣投手】
「どこまで自分が試合に戻れるかは分からないが背番号をもらえた以上はチームの戦力としてやるしかない」
夏の全国高校野球は、8月5日に開幕。
暑さ対策で、開会式は夕方から行われます。
