かまぼこなど練り製品でおなじみの老舗食品メーカーで子どもたちが「おいしい」自由研究に挑戦しました。
包丁を使って形を整え、色をつけたら、海の生き物を思い思いにかたどったオリジナルかまぼこです。
神戸・六甲アイランドに本社を置く食品メーカー「カネテツデリカフーズ」は、主力商品で日本の伝統食のかまぼこに親しんでもらい、夏休みの自由研究に役立ててもらおうと、子ども向けの体験会を開きました。
かまぼこの歴史は古く、弥生時代後期、当時の天皇が、神戸市の「生田の森」で鉾の先にすりつぶした魚肉をぬり付け焼いたのが始まりとされています。
カネテツでは、1926年の創業当時から兵庫県内を拠点にかまぼこをはじめとする練り製品を作り続けてきました。
7月30日は25人の親子が参加し、伝統技術を体験したあと歴史や工場で製造工程などを学びました。
かまぼこと一緒に自由研究の構想も練り上げられるこの体験会は、8月3日も開かれます。
