
(左から)湯浅明彦アナ、矢野燿大氏、井川慶氏 /甲子園球場
◾️阪神 2-3 中日(延長11回) /7月15日
阪神は7回、森下の16号ソロで追い付いたが、延長11回に6番手の島本が決勝点を奪われた。
サンテレビの中継は矢野燿大氏と井川慶氏が務めた。
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(阪神の先発は今季初登板の高橋遥人)
湯浅アナ「甲子園のマウンドがよく似合います」
矢野氏「いやあ、楽しみですね」
井川氏「立ち上がりを上手くしのいでほしい」
(初回、セカンドゴロとセカンドフライで簡単に二死)
矢野氏「安心して見ていられる」
井川氏「コントロールが抜群ですね」
(3番・ブライトにセカンドへの内野安打を打たれたが、続く細川の強いゴロをサード佐藤輝明がさばき、チェンジ)
湯浅アナ「バックが高橋遥人を盛り立てます!」
◾️「129」への思い
(背番号「29」の”先輩”・井川氏に、湯浅アナが高橋との違いを尋ねた)
井川氏「自分はコントロールがバラついて、馬力で投げていた。高橋君はコントロールがすごくいい魅力的なピッチャー。キレで投げる」
(中継カメラは高橋のグラブに記された「129」の文字をアップでとらえた。129は高橋が育成契約となった時の背番号)
湯浅アナ「本人が言ってました。グラブの柔らかさが合っているのは、おととし(のグラブ)かなと。おととしは育成選手でした」
矢野氏「それもあるし、その(育成選手契約になった)時の気持ちを忘れない、ということも、もしかしたらあるのかなと」
湯浅アナ「原点を忘れないということですかね」
矢野氏「(高橋は)普段はおとなしいが、マウンドに上がると、気持ちが表に出たり、声も出たり、ガラッと変わる。(キャッチャーとして)ボールを受けたいとか、応援したくなるピッチャーですね」
(高橋は6回2失点で交代)
井川氏「(高橋、中日先発の柳ともに)しっかりゲームを作れた。次回が楽しみ」
◾️状況に応じた打撃
(阪神はこの試合まで貯金19。2位巨人に9.5差)
矢野氏「(チームは)崩れそうな所が見えない。頼もしく、さらに成長している」
井川氏「完封負けが少ない(4試合)。打線が1点でも取ってくれるとピッチャーは楽。ゼロだと絶対に勝てないんで」
(0-0の初回、阪神は二死1、2塁で、5番・大山)
矢野氏「(大山は)状況に応じたバッティングが年々できている」
(その直後、大山は柳の4球目を打ち、3塁線を破るタイムリー)
矢野氏「意識的にはセンターに(打って)いこうとしているからこそ、(打球が)フェアゾーンに残った」
(阪神1-2の7回、森下が同点の16号ソロ)
矢野氏「コースは甘かったが、ホームランにできるのが(森下の)強み。完璧」
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阪神の連勝は「2」でストップ。
16日の先発は、阪神が才木。中日は高橋宏斗。
(浮田信明)