海難事故などを未然に防ぐ海上保安庁の「運用管制官」に新たに2人が認定され、9日から業務にあたっています。
海上保安官の職種のひとつ、「運用管制官」に新たに認定されたのは、佐藤優大さん(26)と濵本晴人さん(20)の2人です。
2人は、海上保安学校の専門課程を卒業しことし3月、神戸市中央区にある大阪湾海上交通センターに配属。
現場研修を経て審査に合格しました。
運用管制官は、船舶に他の船の航行状況や、潮の流れなどの情報を伝えるほかルールに従わない船には勧告や警告をするなどして、海難事故を未然に防ぐことが主な業務です。
認定証を受け取った2人は早速、レーダーや無線機で船舶の動きを確認していました。
2人はこれから運用管制官として、およそ600隻ほどの船舶が行き交う明石海峡航路や大阪湾の安全を守ります。

