淡路島の夏の味覚・ハモを京都まで届け、観光をPRする恒例の「はも道中」を前に、洲本市で、この催しの成功を願う神事が行われました。
洲本市の洲本八幡神社では淡路島観光協会の関係者らが出席して、京都市の八坂神社までハモを運ぶ「はも道中」の出立式が開かれました。
夏が旬のハモは淡路島の特産品で、淡路島がかつて「御食国」として朝廷にハモを献上していたことにちなみ、京都の祇園祭に合わせて毎年「はも道中」が行われます。
神事では、八坂神社に奉納するハモがおけに入れられ、関係者らが道中の安全などを祈願しました。
その後、一行はハモを先頭に、市内の海水浴場を訪れるなどしてにぎやかに練り歩きました。
ハモは、淡路島産のタマネギやそうめんと共に9日、八坂神社に奉納され、参拝客らに島の観光の魅力を伝えます。
