県内バス会社と警察が連携 バス車内事故防止を呼び掛け

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バス車内での乗客の転倒事故を防ごうと、街頭を路線バスと警察車両が、隊列を組んで走りドライバーや歩行者に事故防止を呼び掛けました。

神戸の港を背負って並ぶパトカーに白バイ、そして路線バス。

7月1日に行われた街頭キャンペーンは、自動車の急な割り込みなどで路線バスが急ブレーキをかけた際に乗客が転倒する事故が増えていることを受け、バス車内の安全を守ろうと兵庫県バス協会と兵庫県警などが連携して実施したものです。

兵庫県バス協会 長尾真会長

「急な車の飛び出しや割り込みや自転車のふらつきで、ブレーキをきつめに踏んだところお客さんが転倒したとか、このような事故があることを認識してもらえたら」

県内5つのバス会社のバスには、ドライバーに安全運転を呼び掛けるメッセージや、バス車内ではつり革をつかむよう呼び掛ける横断幕が掲げられ、白バイやパトカーの先導で市内を走り事故防止を呼び掛けました。

県警によりますと、昨年度県内で発生した路線バスに関連する事故のうち乗客がけがをした事故は55件に上り、増加傾向ということです。

今後も車内放送やポスターを通じて、安全対策を周知していきたいとしています。

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