【神戸ストークス】2028年オールスターに「実力で選ばれるよう」

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  • 神戸ストークス・渋谷順社長(右)と西村大介副社長= ジーライオンアリーナ神戸(6/19)/(C)KOBE STORKS

  • 今年のBリーグ・オールスターゲーム(1月) /(C)B.LEAGUE

■開港160周年の節目

男子プロバスケットボール・Bリーグのオールスターゲームが、2028年に神戸港の「ジーライオンアリーナ神戸」(4月開業)で開催される。

誘致に成功した神戸ストークスは、8シーズン連続でB2に留まっていて、今後、“ホストチーム”にふさわしい強化に取り組む。

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Bリーグの島田慎二チェアマンは6月19日、2028年のオールスターゲームを神戸で開催すると発表した。

神戸市や兵庫県などが、神戸港開港160周年の節目にオールスターゲームを街全体で盛り上げると支援表明し、Bリーグも高く評価。

5つの候補地のうち、1位の評価を得た名古屋が2027年の開催地に決まり、2位の神戸が2028年開催となった。

リーグ発表の直後に行われた神戸ストークスの記者会見で、渋谷順社長は、

「日本全国からBリーグファンをホスピタリティマインドでお迎えをするという姿勢が、ご評価いただけたと思う。オール神戸でお迎えをしたい」。

西村大介副社長は、

「アリーナは270度、海に囲まれているので、パリ五輪で選手たちが船で登場したようなことができたら面白い」とそれぞれ語った。

開催日は未定だが、2028年1月中の週末となる見通し。

 

■チーム強化に舵

今年のBリーグ・オールスターゲームは、パリ五輪に出場した富樫勇樹・渡邊雄太(ともに千葉ジェッツ)、比江島慎(宇都宮ブレックス)、ジョシュ・ホーキンソン (サンロッカーズ渋谷)ら、ファン投票とリーグ推薦などで選ばれた計26選手が出場。

1月18・19の両日、千葉県船橋市の「ららアリーナ東京ベイ」で開催され、計1万9054人の観客を集めた。

神戸ストークスは、秋に開幕する来シーズンはB2で戦うが、来来シーズン(2026-27年シーズン)からはB1に代わる新しいトップリーグ「Bプレミア」に参入する。

記者会見で渋谷社長は、

「チーム強化が私たちの最大のポイント。勝てるチームにしていくことに舵を切っている。オールスターにしっかりと実力で選んでいただけるよう頑張りたい」と意気込んだ。

(浮田信明)

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