
6月19日の官報
特定抗争指定暴力団の「六代目山口組」と「絆會」の抗争が継続しているとして兵庫県公安委員会は、両組織の指定を3カ月延長すると官報で公示しました。
特定抗争指定暴力団への指定期限が延長されるのは、神戸市灘区に本部を置く「六代目山口組」と大阪市に本部を置く「絆會」です。
両組織を巡っては、2023年4月に神戸市長田区のラーメン店で「六代目山口組」傘下組織組長の男性店主を拳銃で殺害したとして「絆會」の幹部らが逮捕されるなど、対立が続いているとされていて2024年6月に特定抗争指定暴力団に指定されました。
指定期限の延長は6月21日から9月20日までの3カ月間で、「警戒区域」に定められる神戸市内では、おおむね5人以上の組員が集まることや、事務所の使用などが禁止されます。