
安田秋成さん
阪神淡路大震災で仮設住宅の自治会長などを務め被災者支援を続けてきた安田秋成さんが、老衰のため亡くなったことが分かりました。
99歳でした。
1979年から兵庫県議を4期務めた安田秋成さんは、阪神淡路大震災で神戸市内の自宅が全壊し、入居した仮設住宅で自治会長として地域のコミュニティ作りに尽力しました。
その後も、被災者らでつくる「阪神・淡路大震災被災者ネットワーク」の代表を務め、借り上げ復興住宅や孤独死の問題と向き合い行政に支援を訴え続けました。
関係者によりますと、安田さんはこの2年ほどは入院しながら闘病生活を送っていましたが、6月12日午前、老衰のため亡くなったということです。99歳でした。