
山の安全を祈願する「グルーム祭」
夏山シーズンを迎えた六甲山で6月7日、山の安全を祈願する「グルーム祭」が開かれ、ハイカーなど多くの人でにぎわっています。
神戸市灘区の六甲山では、夏山シーズンがスタートするこの時期に、六甲山の礎を作ったアーサー・ヘスケス・グルームの功績をたたえ、山の安全を祈願する「グルーム祭」が開かれています。
会場の兵庫県立六甲山ビジターセンターでは、関係者らが参加して山の安全を祈願しました。
また、2025年は1895年にグルームが山上に初めて山荘を建設し、六甲山が開拓されてから130年を記念した「開拓130周年イベント」も開かれていて会場内にはキッチンカーなどのブースも出店されています。
訪れたハイカーらは、山の上での食事を堪能していました。
訪れた人
「六甲山がこれだけ盛り上がっていますし神戸に近いですからね、ほとんど六甲山に時間があれば歩いています」
「今まで来たかったのですが来たいと思いながら来られなかったので、計画的に六甲山で遊ばせてもらって、グルームさんに開祖していただきとても感謝しています」
ビジターセンターの担当者は、「六甲山がますます環境学習の拠点や、観光施設としてにぎわってほしい」と期待を寄せていました。