丸尾県議が立花孝志氏を提訴 「虚偽の事実で名誉を傷つけられた」

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政治団体「NHK党」党首の立花孝志氏による街頭演説で、虚偽の事実を示され名誉を傷つけられたとして、兵庫県議会の丸尾牧議員は5日、損害賠償を求める訴えを神戸地裁尼崎支部に起こしました。

訴えを起こしたのは、斎藤知事の疑惑を調査する百条委員会の委員を務めた、兵庫県議会の丸尾牧議員です。

訴状によりますと去年の兵庫県知事選挙の期間中、政治団体「NHK党」党首の立花孝志氏は、西宮市内で行った街頭演説で「告発文書を丸尾も書いている」「こいつらがデマをあっちこっちで流しているから」などと発言したとしています。

丸尾議員は多数の聴衆の前で事実無根の内容を演説され、名誉が毀損されたとして、立花氏に対し1100万円の損害賠償を求めています。

丸尾議員は会見で「誹謗中傷で命を落とす人がこれ以上あってはならない」と訴訟の必要性を訴えました。

立花氏を巡っては、百条委員会の委員長を務めた奥谷謙一県議に対し、うその情報をSNSに投稿し名誉を傷付けたなどとして名誉毀損と脅迫、威力業務妨害の疑いで4日、書類送検されています。

立花氏は、自身のYouTubeで「訴えてくれてありがとうございます。奥谷さんとともに感謝しています。亡くなられた竹内さんもこのようにしてほしかった」とコメントしています。

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