【神戸スティーラーズ】準決勝で敗退、王者にノートライ

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  • 奮闘する両キャプテン (左)神戸スティーラーズ 李 承信、(右)BL東京 リーチ・マイケル /(c)ジャパンラグビーリーグワン

  • リーグワンD1 プレーオフ組み合わせ

■下剋上、再現せず

<リーグワンD1 プレーオフ準決勝>

●コベルコ神戸スティーラーズ 3-31 東芝ブレイブルーパス東京(5/24)

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ラグビー・リーグワンD1(1部)のプレーオフ準決勝が5月24日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、レギュラーシーズン5位のコベルコ神戸スティーラーズは、連覇をめざす1位・東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)に敗れた。

神戸スティーラーズは前半開始早々の3分、ブリン・ガットランドのペナルティゴールで3-0と先制。

さらにヴィリー・ポトヒエッターやマイケル・リトルがランで敵陣に攻め込み、15分にBL東京に逆転トライを許したあとも、26分にアーリーエントリー選手の植田和磨(報徳学園高-近畿大)がパスを受けてインゴールに飛び込んだが、「ノックフォーワード」(ボールを前に落とす)を取られ、トライ失敗。

前半を3-7の僅差で折り返した神戸スティーラーズは後半、ミスやペナルティでトライチャンスをつぶし、逆に3本のトライを奪われ、最後は大差を付けられた。

前週の準々決勝で4位・静岡を破ってベスト4に進出したが、王者の厚い壁の前にノートライに終わった。

 

■埼玉と3位決定戦

神戸スティーラーズは、旧「トップリーグ」時代の2018-19シーズン(当時:神戸製鋼)以来の優勝を逃した。

5月31日の3位決定戦(秩父宮ラグビー場)で、レギュラーシーズン2位の埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉WK)と対戦する。

今シーズンは1戦して、神戸スティーラーズが32-46で敗れている。

BL東京とクボタスピアーズ船橋・東京ベイが対戦する決勝戦は、6月1日に国立競技場で行われる。

(浮田信明)

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