2025年10月に予定されている神戸市長選挙に、現職の久元喜造市長が4選を目指し、立候補する意向であることが関係者への取材で分かりました。
関係者への取材によりますと、久元市長は任期満了に伴う10月の神戸市長選に立候補する意向を固め、市議会与党の自民・公明・立憲民主の各会派に出馬の意向を伝えたということです。
5月26日から始まる定例市議会の会期中に立候補を正式表明する方向で調整しているということです。
神戸市 久元喜造市長
「次の市長選に出馬するかしないか決めているわけではないが、しかるべき時には決めなければならない」
久元市長は、神戸市兵庫区出身で東大法学部を卒業後、1976年に旧自治省に入り、2012年に神戸市の副市長に就任。
翌年の2013年に神戸市長選で初当選しました。
3期目の現在はウォーターフロントや三宮などの都心再整備や、神戸空港の国際定期便就航に向け、アジアをはじめとした航空会社の誘致を進めています。
神戸市長選にはこれまでに、ニュース分析会社社長の木島洋嗣氏(50)が無所属での立候補を表明。
神戸市議の五島大亮氏(47)が立候補の意向を固めた他、共産党系の政治団体が候補者の擁立を進めています。
