災害により停電が発生した際の復旧に必要な技術力を競う関西電力の技能発表会5月21日、姫路市内で開かれました。
この技能発表会は、関西電力が1970年から毎年実施しているもので、21日は、関西電力送配電全8本部のうち兵庫県の西部を管轄する「姫路本部」の作業員20人が参加しました。
台風や落雷などで電線が切れたり、配電設備が破損したという想定で行われ4つの事業所から選ばれた作業員たちが5人ずつのチームに分かれて復旧作業にあたりました。
中には、高さ10メートルを超える電柱の上での作業も。
参加者たちは、スピードや正確さを競い合いながら設備の修復や送電を行い日ごろの訓練の成果を発揮していました。
【関西電力送配電 姫路本部 笹岡毅志さん】
「復旧のスピードを求めるだけでなく安全への意識であったり作業員と責任者の連携もしっかりと定着できるようにこの技能発表会を通じて行っている」
優勝したチームは、11月に大阪府で開催される全社技能発表会に出場するということです。

