尼崎市の博物館では、大阪・関西万博の開催に合わせて、国内で開催されたさまざまな博覧会に関する企画展が開かれています。
1871年、京都・西本願寺で開かれた日本初の博覧会、「京都博覧会」の出品目録です。
国内初の博覧会は国内外の珍しい骨董品などのお披露目会として始まったといわれています。
尼崎市立歴史博物館では、国内で開催された博覧会の歴史を伝える企画展が開催されていて、会場には明治から昭和初期にかけて開催された博覧会のパンフレットやポスターなどの資料、およそ110点が展示されています。
海外に日本の産業技術をアピールする場として政府主催で開催された「内国勧業博覧会」では、開催に関連して神戸の和田岬に国内初の水族館が、大阪の天王寺に国内初のウォーターシュートが建設されるなど、博覧会が技術革新を披露する場であったことをうかがい知ることができます。
この企画展は6月22日まで開催されています。

