
植樹された「三春滝桜」の苗木
阪神淡路大震災から2025年1月で30年となりました。
被害の大きかった神戸市長田区では、復興の歩みを振り返るイベントが開かれました。
兵庫県神戸市長田区の地域交流拠点「ふたば学舎」では阪神淡路大震災からの復興の歩みを振り返り、地域住民の助け合う力を未来に伝えようと、「つなぐプロジェクト」が開催されました。
2つの震災の記憶をつないでいこうと施設のグラウンドには東日本大震災の被災地である福島県の「三春滝桜」の苗木が植樹されました。
その後、人と防災未来センターの河田惠昭センター長が講演し、住民が主体となって防災に取り組むことの重要性を語りました。
【人と防災未来センター 河田惠昭センター長】
「どんな人が住んでいるか理解しないと良い街にはならないと知っていただかないといけない。防災の大切さは、災害が起こってからではなくて起こる前から住んでいる人たちの意識がどうかということに関係している」
イベントではコンサートなども開かれ、売り上げの一部は、能登半島地震の被災地に寄付されるということす。