「ぬくもり」と「地元愛」届ける 神戸市西部の地域情報誌「ぷらっと」が創刊300号

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兵庫県神戸市西部などを対象にグルメや生活情報を伝える無料の地域情報誌「ぷらっと」が創刊から300号と25年を迎えました。

毎月25日に発行される、無料の地域情報誌「ぷらっと」。

神戸市垂水区、須磨区、西区、明石市東部が対象です。

無料ながら、毎号40~50ページと読みごたえのあるボリューム。

グルメの他、健康、介護、終活、相続などの無料セミナー情報など、地域と生活に密着した多彩な情報を発信しています。

9万5000部を発行し、対象エリアで戸別に配る他、掲載店舗やスーパーなど約50カ所に置いて配布しています。

「ぷらっと」はこのたび創刊から300号と25周年の節目を迎えました。

「ぷらっと」を立ち上げた高嶋順滋さん(73)。リクルートを早期退職したのち、地元での情報誌づくりを続けてきました。

「ぷらっと」が創刊したのは2000年。高嶋さんは「人は、時間と金の90%を自宅から6マイル(約10キロ)圏内で消費している」というアメリカの経済コンサルタントの言葉に感銘を受け、地元の魅力を「深堀り」してきました。

創刊以来のこだわりは、パソコンが苦手な人にも届くよう「紙媒体」での情報発信と紙面での「ぬくもり」づくり。

雑誌の表紙には、必ず地元の人を起用するなど「市民が主役」の紙面づくりを続けてきました。

これまで一度も休刊ぜずに四半世紀。

「ぷらっと」はこれからも、「ぬくもり」と「地元愛」を届けます。

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