化け猫や妖怪といったあやかしの世界をユーモアたっぷりに描く、絵本作家の石黒亜矢子さんの特別展が姫路市で開催されています。
妖怪・ねこまたの世界にしかない「ねこまた樹」。悪魔的に美味しいというその果実をねこまたたちが狙う、一風変わった果物狩りを描いた作品です。
姫路文学館では現在、「ばけねこぞろぞろ」などの作品で知られる絵本作家・石黒亜矢子さんの原画などを集めた特別展を開催しています。
石黒さんにとって初の大規模個展となる今回は、絵本原画や妖怪画などを中心に、約20点の描き下ろしイラストを含む、350点あまりの作品を展示。
ちょっぴり怖いけれど愛らしさとユーモアにあふれた、あやかしたちの不思議な世界を覗き見ることができます。
【姫路文学館 徳重公美学芸員】
「約350点という点数で皆さんを圧倒するような内容になっていると思いますので、自分のお気に入りの作品を見つけてみたり、懐かしの作品を楽しんでいただくというような楽しみ方ができると思います」
この特別展11月24日まで姫路文学館で開かれています。
