まちづくりの指針が新たに 「神戸市基本構想」の案が市長へ

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神戸市のまちづくりの指針が来年度新たに策定されるのを前に、「一人ひとりが幸せを感じられるまちへ」などの文言を盛り込んだ基本構想の案が久元市長に示されました。

新たに案が固まった「神戸市基本構想」は、神戸市が取り組むまちづくりの指針となる構想や計画をまとめた「総合基本計画」の基礎となるものです。

現在の基本構想は、「世界とふれあう市民創造都市」を基本理念とし、1993年に定められましたが、来年度に期限を迎えます。

市はこれからのまちづくりについて市民から意見を募るなどし、9日、大学教授らで作る審議会の会長から久元市長に次の基本構想の案が手渡されました。

案では他の都市との差別化や地元愛の醸成を図ろうと、「新たな価値の創造を実現するまちへ」「一人ひとりが幸せを感じられるまちへ」といった文言が盛り込まれています。

市はこの案をもとに年度内に新たな基本構想を策定する方針です。

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