新指揮官の「走るバスケット」にベテランは 神戸ストークスの谷、道原選手がサンテレビ来社

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  • サンテレビ門野社長にサイン入りTシャツを贈呈する谷直樹選手(右)と道原紀晃選手

男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)神戸ストークスの谷直樹選手と道原紀晃選手が6月13日、シーズン終了の報告をするためサンテレビ本社(神戸市中央区)を訪れた。

いずれもチーム生え抜きの地元出身プレーヤーである35歳の谷直樹選手(川西緑台高ー甲南大)と、34歳の道原紀晃選手(神戸市立科学技術高ー大阪商業大)はB2西地区5位に沈んだ今シーズンを振り返って悔しさをにじませつつ、共にチームを支えてきて今季限りで現役を引退した松崎賢人選手(36歳、育英高ー拓殖大)の話題で本音を語った。

谷選手「次は自分かなと思ったけど、まだやりたい気持ちもあるので来季もしがみついて頑張る」
道原選手「寂しいけど松崎選手の分ももっともっと頑張る」

また、来季のヘッドコーチに決まったプレドラッグ・クルニッチ氏(ボスニア・ヘルツェゴビナ出身)の印象については。

道原選手「素晴らしいコーチと聞いていますが、練習はホンマにきついと知り合いから聞いたのでビビっています(笑)」

神戸ストークスは今季、ホームゲーム平均3000人動員の目標を達成。今秋開幕する2024-2025シーズンは神戸市立中央体育館を中心に県内各地でホームゲームを行い、神戸港第二突堤に建設中の「ジーライオンアリーナ神戸」で2025年4月に4試合を開催する予定だという。2026年にスタートする新たな国内トップリーグ「Bプレミア」参入へ条件はそろいつつあるストークス。だが、1万人収容の新アリーナをいっぱいにするには、2017-2018シーズン以来遠ざかるB1復帰への期待も高まる。そのためにも、チーム力の底上げや戦力補強、それに地元企業のさらなる支援が必要となる。

神戸ストークスの訪問を受けたサンテレビの門野隆弘社長は、新たな本拠地を舞台に再出発する谷選手らに対し「野球の甲子園に匹敵するような聖地になるよう頑張ってください」と激励した。

石村雄史)

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