今後、発生が予想される南海トラフ巨大地震などに備えようと、11月19日、兵庫県南あわじ市で関係機関が連携した総合防災訓練が実施されました。
訓練のメイン会場は南あわじ市の賀集小学校で、午前9時に南海トラフ巨大地震が発生し、市内で最大震度7の揺れを観測、大津波警報が発表されたという想定で行われました。
南あわじ市は災害時の連携体制を強化するため、自治体の他、企業などの団体と災害時応援協定の締結を進めていて、訓練にはそれぞれがブースを出すなどして参加。
グラウンドでは消防が、放水と救助の訓練を行いました。
また、小学校の講堂では避難所の開設訓練が行われ、児童たちが受け付けや誘導を担当した他、防災学習の成果を発表しました。
児童の発表「自分がどこに避難すれば良いかを把握しておくことも大事ですが、どこを通って避難すれば安全かを把握することも大事だと私は思います。ハザードマップを知らない人は、一度ハザードマップを確認しましょう」
南あわじ市は、今後もこういった訓練を継続的に取り組み、災害に備えたいとしてます。
