【Vリーグ】堺が開幕2連勝、“おっサン”がコラボ

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  • 日本製鉄堺ブレイザーズ 10渡邉晃瑠/©JVL

  • サンテレビの放送席 (左から)村上昂輝アナ、田中幹保氏/大浜だいしんアリーナ(堺市立大浜体育館)

  • (左から)日本製鉄堺ブレイザーズ 6森愛樹、「二代目 我王」、「おっ!サン」

■V1男子 レギュラーラウンド

日本製鉄堺ブレイザーズ 3-1 東レアローズ/10月14日
日本製鉄堺ブレイザーズ 3-0 東レアローズ/10月15日
・・・・・・・
男子バレーボールの国内トップリーグ「V1」が10月14日、開幕し、ホームで開幕戦を迎えた日本製鉄堺ブレイザーズ(チーム所在地:大阪府堺市)は、東レアローズをセットカウント3-1で破った。

堺は翌15日も東レにストレート勝ちし、好スタートを切った。

14日の試合はサンテレビで生中継し、モントリオール・ロサンゼルス両五輪で日本のエースとして活躍した田中幹保氏(元・日本代表監督、現・日本製鉄堺ブレイザーズ顧問)が解説を務めた。

■窮地から逆転

14日の試合は両チームが激しく点を奪い合う緊迫した展開となった。

セットカウント1-1で迎えた第3セット。

堺は22-24と東レにセットポイントを握られたが、シャロン・バーノンエバンズ(カナダ)のスパイクなどで、デュースに追い付いた。

東レはさらに3度、セットポイントを握ったが、そのつど堺が跳ね返し、逆にバーノンエバンズのサービスエースで、28-27と堺がセットポイントを握った。

ここでバーノンエバンズは再び強烈なサーブを打ち、東レがレシーブしたボールは直接ネットを越え、堺コートへ。

田中幹保氏が「越えた、越えた、越えた、チャンス!」と中継で叫ぶ中、元・日本代表の高野直哉が東レコートにスパイクを突き刺し、29-27でこのセットを奪った。

続く第4セットも堺が取り、激戦を制した。

■新戦力が躍動

今シーズンの堺は、主力だったセッター・深津旭弘、リベロ・山本智大(ともに日本代表)が移籍で抜けた。

このため開幕戦では、これまで控えセッターだったキャプテン・山口頌平が先発。

リベロは、V2兵庫デルフィーノから移籍した森愛樹と、5年目の堀江友裕が交代で務め、ハワイ出身のルーキー・渡邉晃瑠(こうる)も第1セットから先発起用された。

森は好レシーブを連発。
この試合の「VOM(V-Leager Of the Match)」に選ばれた。
渡邉は5本のブロックを決めた。

中継で田中氏は「スタメンを見たときはこんなに一杯、新人(新顔や控え選手)が出て大丈夫かと不安があったが、みんな本当によく頑張った」と絶賛した。

試合が行われた大浜だいしんアリーナ(堺市立大浜体育館)にはサンテレビのマスコットキャラクター「おっ!サン」も登場。
堺のマスコットキャラクター「二代目 我王(ガオウ)」とともに、会場を盛り上げた。
(浮田信明)

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