学校や家庭に居づらい子どもに 新たな居場所づくり

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夏休みが明けて新学期が始まり、学校や家庭で安心して過ごせない子どもたちを支えようと、神戸市のフリースクールでは、新たな居場所づくりに取り組んでいます。

神戸市垂水区にあるフリースクール「ForLife(フォーライフ)」。NPO法人ふぉーらいふが子どもたちに安心できる居場所をと1997年から運営し、現在、12人が通っています。

このフリースクールでは、小学生から高校生まで誰でも入学ができ、小・中学生は、フリースクールの出席が学校の出席扱いとなります。

スタッフは子どもたちに勉強を強制せず、自主的に考えて学習したりスポーツをしたり、さらに地域交流の場を設けることで、「達成感」や「協調性」を学ぶことができます。

また「ForLife」では、ことし4月から毎週月曜日と木曜日の放課後から夜にかけて、11歳から20歳まで誰でも無料で利用できるフリースペースを新たに開設。学校だけでなく家にも居づらい子どもたちにリラックスできるようにと居場所を提供します。

さらに、子どもたちが抱える問題によっては、自治体の窓口や児童相談所、精神科医など必要に応じて専門機関へとつなぎます。

フリースクール「ForLife」では、電話や無料通信アプリLINEで子どもたちの相談に応じていて、気軽に連絡してほしいと呼びかけています。

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