阪神淡路大震災後の復旧作業に携わった男性が、アスベストが原因とされるがんを発症したとして労災認定されたことが分かりました。
労災認定されたのは、南あわじ市に住む登日廣幸(55)さんです。
土木工事会社に勤務していた登日さんは、震災後の1997年からおよそ2年間、神戸市灘区や西区でビルの解体やがれき処理を行うなど、粉じんが舞う中、阪神淡路大震災の復旧作業に従事しました。
震災から29年が経った2024年、登日さんは、咳や胸の痛みを発症。
病院で検査を受けた結果、当時吸ったアスベストが原因とされる「悪性胸膜中皮腫(あくせいきょうまくちゅうひしゅ)」と診断され、2025年12月に神戸西労働基準監督署から労災認定を受けました。
ひょうご労働安全衛生センターによりますと、震災の復旧作業などでの労災認定は今回で9人目だということです。
ひょうご労働安全衛生センターでは、電話番号078ー382ー2118で、アスベストに関する相談を受け付けていて、体調に異変を感じた場合は、すぐに相談するよう呼び掛けています。
