県立ピッコロ劇団が2月、シェークスピアの名作「リア王」を西宮市の県立芸術文化センターで上演するのを前に、先日、稽古の様子が公開されました。
舞台稽古に励んでいるのは、全国初の県立劇団として1994年に設立した尼崎市の県立ピッコロ劇団です。
演目は、シェークスピアの四大悲劇の一つ「リア王」。この作品は、老いた国王が娘たちへの愛情を試すことから始まる、王国の崩壊と家族の悲劇を描いた物語です。
ピッコロ劇団によるシェークスピア作品の上演は今回で8作目になり、舞台には、劇団員12人に加えて、関西で活躍する俳優5人も出演します。
演出を担当するのは、文学座の松本祐子さん。公開稽古では、キャストひとりひとりの細かな動きや、セリフの言い回しを修正するなど、本番に向けて芝居の完成度を高めていました。
この日の会見で松本さんは、この時代にシェークスピアの作品を上演する意義とともに舞台への意気込みを語りました。
演出 松本祐子さん
「この先どういった価値観で、人生を構築していったらいいのか分からない時代に、この「リア王」という非常に不条理極まりない悲劇というのは、ある意味ひどく痛く人の心に刺さるのではないかなというふうに思っています」
県立ピッコロ劇団の舞台「リア王」は、西宮市の県立芸術文化センターで2月13日は午後6時半から14日と15日は午前11時と午後4時からそれぞれ上演されます。
