
避難所を想定した通訳体験

災害時、日本語が分からない外国人に避難所で通訳などを行うボランティアの研修会が1月31日、兵庫県神戸市で開かれました。
研修会には、兵庫県や神戸市などに登録する通訳・翻訳ボランティアおよそ30人が参加しました。
参加者は、多言語による支援の心構えや外国人から求められるニーズについて講習を受けたあと、県内に住む外国人に対して避難所でのトラブルや不安を聞き取る体験をしました。
聞き取りの一部(英語)
「よく眠れていますか」
「いいえ、プレッシャーでよく眠れない」
参加者は、母国にいる家族への連絡の取り方や宗教上の理由で制限される食に関する質問などに対して、多言語で対応。聞き取った内容を報告書に書きこんだり、翻訳アプリの使い方などを学んだりしていました。
参加したボランティア
「国によっては状況も違うし宗教によっても違う。自分が話せない言葉の場合、どうやってコミュニケーションをとったら良いかなど勉強している」
兵庫県職員によりますと、31年前の阪神淡路大震災では外国人への支援対応ができなかった課題がありました。震災後、災害時に多言語で外国人のサポートにあたる通訳・翻訳ボランティアを登録する制度が兵庫から始まり、今では全国に広がっています。
1月31日現在、兵庫県内では約120人のボランティアが登録されています。