日本有数の酒蔵が集まる「灘五郷」エリアで、自動運転車を使った酒蔵巡りの実証実験が、19日から始まりました。
公共交通機関が不十分な「灘五郷」エリアで観光客に酒蔵巡りをより快適に楽しんでもらおうと、神戸市と日産自動車が2025年2月から進めている取り組みです。
今回は、神戸酒心館を出発し、各酒蔵を巡る5・35キロのコースを約20分で周回します。
車両には、30個のカメラやレーダーが取り付けられていて、周囲を360度把握できます。
走行中、酒蔵を紹介するアナウンスも流れるなど観光を意識した工夫も施されています。
今回は部分的に自動化する「レベル2」、AIで道路状況を判断し、交通量の多い国道や道幅の狭い住宅街もスムーズに走行していました。
日産自動車 総合研究所 福重孝志主幹研究員
「今後数年かけてドライバーが乗っていない状態のサービスをつくれるよう段階を追い開発していく」
神戸酒心館 広報部 幸徳伸也部長
「日本酒を飲んで移動できるというのが、酒蔵にとっては非常に大きい」
この実証実験は、事前に申し込んだ市民などを対象に、23日まで行われます。
