災害時に、限られた医療資源を有効に活用するため、負傷者の治療の優先順位を決める「トリアージ」の手順を学ぶセミナーが、神戸市内で開かれました。
このセミナーは、災害医療の基礎知識を学び技術向上につなげてもらおうと、日本災害医学会が開いたもので、医療従事者や医療関係者、それに教員など21人が参加しました。
トリアージは、負傷者を状態に応じて4つの区分に色分けし、治療の優先順位を決める仕組みで、参加者は実際に使う「タグ」を手に取り、対応の流れを学んでいました。
阪神淡路大震災では、重症度の選別が行われないまま患者が医療機関に殺到し、現場が混乱したことから、救出時のトリアージの必要性が指摘されました。
参加者はセミナーを通じて、災害時現場で求められる判断の難しさを体感していました。


